ネット・岡垣ニュース48号 ➀
オーガニックパパは、「農福連携で食育を担う」をコンセプトに、有機農産物の生産や無添加食品の製造、就労支援を行っています。今回、代表の八尋さんのお話を聞きたいと、筑紫野市の「まいにち農園食堂」にお伺いしました。
農福連携とは、労働力不足によって耕作放棄地の増加している農業分野と、働く場や生きがいを創出する場を求める福祉分野をマッチングすることで双方の課題を解決しようとするものです。農業分野には、多様な作業があることから、障害者の特性に応じた作業が開拓可能です。
オーガニックパパの面白いところは選択肢があることです。その日の体調、気分によって、働く場所も一緒に活動する人も選べることです。障がいのある方や心に不安を抱えている方々にとって選択肢があることは、心の安心と余裕を生み長く働くことができるようになると思いました。そして、スタッフの方々の育成が丁寧にされていると感じました。
大変なことも多いと思いますが八尋さんがすべて笑いに変えて、諦めずに取り組まれている姿が印象的でした。
昼食のメニューはバラエティーに富んでおり、食べ応えがありました。こんな学校給食だったら子どもたちももっと喜ぶだろうなと思いました。
オーガニック給食は先の目標ですが、まずは地産地消で食材を提供できるように町に働きかけたいです。
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